出版社はご存じのとおり、雑誌や書籍、マルチメディアなどを製作・販売する企業です。弊社の場合は、主に��釣り�♀ﾖ連のメディアを製作・販売しております。

　販売している場所としては、書店様や大手釣具チェーン店様、釣具販売個人事業主様となります。（以下敬称略）

　書店へ流通する場合、中間には��書店取次�≠ﾆ言う機関（所謂問屋のようなモノ）が存在し、出版社→取次→書店と言う流れで流通されます。書店取次としては「トーハン」「日販」「大阪屋栗田」などがあります。

　ただ、皆様のご自宅付近を振り返って頂き、最寄りの��書店�≠ｪどれほど存在しているか、思い浮かべて下さい。以前に比べると、かなり書店が減ってはいませんか？　これが実情です。

　大手Amazonを始め、昨今は雑誌や書籍を通販で購入する方が増えております。「送料無料」が多いため、わざわざ書店へ足を向ける必要もなく、マウスクリック数回で購入が可能です。非常に便利な世の中と言えます。

　もちろんこれは悪い事ではなく、時代による利便性と言えるでしょう。それが時代の流れなのですから、仕方がない事です。

　そのため、今後書店へ依存しない出版社が増す一方となるはずです。弊社もそうですが、通販（直販）やAmazonを利用して販売する出版社がほとんどとなります。

　何故なら、決定的な違いは出版社への対応、支払い条件に違いがあるからです。

　直販やAmazonを活用した場合、自社へ入る支払いサイクルは短期、書店取次を経由すると長期となるため、現代では書店取次を重視する出版社が減っている傾向があります。

　近年、良く耳にするのは��ネット社会�≠ﾆ言う単語でしょう。大手企業、その他もＰＲスペースを雑誌、ＴＶから「SNS」を中心に、ウェブへ移行されています。

　ただ、このSNSやウェブは果たして販促へ繋がっているのでしょうか？　『ライバル社がやっているから我が社も…』と言う短絡的な企業も目に映ると思います。

　簡単に言えば、「ウェブやSNSへＰＲスペースを移行したのに売上げが伸びない…」と言うのであれば、それは明らかに��行っている事が的外れ�≠ﾅある訳です。何よりも売上げ結果に繋がっていなければ、それが結論です。

　ウェブデザイン１つを取っても、大手企業はデザイン会社へ依頼し、それなりの費用を掛けて作り上げます。それが結果的に、売上げに反映されていない…のであれば、どれだけ理由を挙げても��間違い�≠ﾆ言う事です。

　ＰＲとは何でしょうか？　宣伝はより多くの方々の目に止まってこその効果です。10人よりも100人、100人よりも10000人、それが宣伝効果へ繋がる図式です。

　10人の１割よりも、10000人の１割の方が多いのは、誰の目にも明らかです。より多くの人に知って貰える方法、媒体を選ぶ事がより効果的なＰＲを可能にする仕組みではありませんか？

　「LINE始めました」、「SNSで友達になりませんか？」と言うフレーズを、大手企業が頻繁に発信しています。しかし、そのLINEで何を発信してくれるのでしょうか？

　新製品情報？　自社のキャンペーン？　これは釣り人が本当に欲しいとされる情報でしょうか？　発信側のエゴになっているSNSも非常に目立つ昨今です。

　多くの方が自分にメリットが無ければ、手間を労してSNSで繋がろうとはしません。

　ネット上は、一般的な情報媒体よりも効果がある反面、遙かにシビアな事が要求されます。中途半端な取り組みは逆効果。

　その点を留意頂き、宣伝媒体を今一度見直して頂きたいものです。

　現在の宣伝方法で売上げが変わらない…と言うのは、確実に宣伝方法が間違っているからです。それを是非見直して下さい。その見直しのお手伝いが弊社には出来ます。SNSやウェブでのＰＲももちろん良いと思いますが、今一度ペーパーメディア、特にフリーマガジンの需要の多さを再認識頂きたく存じます。

　＜東海釣りガイド・スタッフ一同＞